皆さんこんにちは。西宮市甲子園口駅「おくむら整体院」です。
体の不調改善には「血流」がとても大切で、施術においても血流改善を大きな目標にしていると以前お伝えしました。
今日はその血液の働きや不足するとどうなるかなどについて掘り下げてみようと思います(^^)
単細胞→多細胞へ生命が進化する過程で血液という仕組みが生まれました。
その昔の昔の昔の昔…最初の頃の生命は海に漂う「単細胞生物」でした。
生きていく為に必要な酸素・栄養は海から直接摂取していました。
やがて、細胞の数が増え「多細胞生物」に進化するにつれ、各細胞へより効率良く酸素・栄養を届ける為にできた仕組み。それが血液です。
人体には60兆個の細胞があると言われています。それらにしっかりと栄養を届ける為の血液細胞は20兆個。実に全体の3分の1もあり、その重要性がうかがえます。
血液は私たちの命を維持する為にとても大切な仕組みなのです。
色々とありますが、簡潔にするとこんな感じです。
「届けて、回収して、守る」。
荷物を届けてくれる宅配屋さんがついでにゴミを回収し、さらに定期巡回して家を守ってくれているイメージです。逆にややこしい説明ですね笑
血液は約1分で心臓から出て心臓に戻ります。
グルグルと体を巡りながらこれらの役割を担っています。
血流(血液)不足が起きると、
などが体に生じてきます。
特に内臓が不調を起こすと、生命維持の為に血液が優先して集まります。
体の外側である筋肉・関節は後回しになり、組織の修復に滞りが起きます。
中々治まらないコリや痛みなど…元をたどればこの辺りに原因がある場合もあります。
当たり前の話になりますが、まずは血の材料になる【タンパク質】をしっかりと摂ることです。
体(細胞)のメインはタンパク質でできています。
ビタミンB12・鉄・脂質…細かく言い出すと必要な栄養素はたくさんありますが、まずはその土台となるタンパク質がしっかりと摂れていることが大切です。
関西人にあるあるの「ラーメンライス」「お好み焼き定食」「焼きそば定食」…炭水化物祭りになっていないか注意してみて下さい(――;)
と言っても、食事も細かく気にし出すとキリがありません(ーー;)
変に制限をかけるのもまたストレスの原因になります。
体はある程度の栄養素は融通し合うので…なるべく「まんべんなく摂る」感覚を大切にしてはいかがでしょうか。
しっかり血の材料を摂っていても、その吸収が悪ければ非効率です。
胃腸にちゃんと働いてもらう為にも、
などに気を配りたい所です。
どれもどこかで見聞きする話ですが、すべては「体を健康に保つ血液の為」という目的を持つことで意識しやすくなるのではないでしょうか。
つい忙しいとシャワーになりがちですがお風呂に浸かることで、
などの効果があります。
私もお風呂を洗うのが面倒になのでついシャワーに走りがちですが、週1~2回は浸かる機会を持つようにしています。
動くことで心拍を上げて血を巡らすのもありますが、もう一つ注目したいのが「筋肉の動き」。
体の血液分布は動脈1:静脈4であると言われています。
血液の【行き道】である動脈は心臓が送り出してくれますが、【帰り道】となる静脈は勢いが不足してきます。
4倍もある静脈血の戻りが悪くなると、
などが起きます。
そこで必要になるのが「筋肉のポンプ作用」。つまり運動です。
弁という逆流防止装置を持つ静脈では、ギュっギュっとした筋肉の収縮ポンプによって血が送り出されるからです。
「筋肉を大きく動かす」ことが目的なので、絶対にこの運動じゃなきゃダメというものはありません。
ウォーキング、ランニング、ヨガ、ラジオ体操…ご自身のやりやすい楽しい運動をぜひ(^^)
何なら、テレビを観ながらスクワットなんてのもありです。
体を動かしやすくする股関節の柔軟も兼ねた、「ワイドスクワット」がおすすめです↓↓
このように血液には体を健康に保つとても大切な働きがあります。
食事・入浴・運動、アレもしなきゃコレもしなきゃとガチガチに考えるのではなく、どれかピンときたものがあればぜひお試し下さい。
「血流」を意識されることで皆さまのお体がより健康なものになれば幸いです(^^)
最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m
そんな時はお気軽にご相談下さい(^^)
不調の解消・血流を改善→動きやすい体をつくる→どんどんアクティブに動いてもらう。
体をよくする最初のきっかけ作りに役立つようであれば、施術もおすすめしますm(__)m
一緒に【健康】という目標を考えていきましょう!
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