皆さん、こんにちは。兵庫県西宮市甲子園口、日曜営業「おくむら整体院」の奥村と申します。
猫背はダメ。巷であふれるように聞きますね。
なぜダメなのか。肩が凝る、腰痛の原因になる、スタイルが悪くなる…
これらの理由もよく聞きますね。
しかし、これはあくまで猫背によって起きる症状です。
ではなぜ、これらが起きるのか。
猫背によって体に何が起きるか。今日はその点と点の間を埋めるお話です。
猫背になると「筋長の固定」が起きます。※もちろんそれだけではありませんm(__)m
猫背をはじめとした不良姿勢では、各筋肉が不均衡に長く・短くなります。
その状態で1日を過ごすことで、各筋肉はほぼ一定の長さで固定された状態となってしまいます。
動いているようで動いてない、首肩周りが特に顕著なのではないでしょうか。
コリの好発部位ですね(ーー;)
体が以下の原因で硬くなります。
・筋節(筋肉の各ブロックの様なモノ)が増減し長さが変わる
・筋肉を覆う膜、コラーゲン線維が変性し可動性が低下する
こうして生じた体の硬さが持続することで、筋が不活動になってきます。
「筋の不活動」は筋の基となるタンパク質合成を妨げ、形が不十分なタンパク質は分解されて「筋萎縮」に繋がります。
萎縮で生じた隙間はそのままだと具合が悪いので、体はコラーゲン線維で埋めます。
これが筋肉同士の癒着・筋肉内の異物。
「コリ」がとれにくしつこくなる原因ですね。
コチラの記事も是非どうぞ↓↓
【なかなかとれない「しつこいコリ」!】
筋肉が硬くなることで、局所の「血流不足」が起きます。
血流不足により、筋が伸び縮みする為のエネルギーが補給されず「コリ」の原因となります。
コリについての記事はコチラをどうぞ↓↓
首や肩のコリ…そもそもコリって何!?
さらに、血流不足は「ブラジキニン」という発痛物質を蓄積させます。
コリが痛み・重さ・ダルさなどの症状を感じさせるのはこの為です。
痛みなどを感じることで、交換神経が働いて血管が収縮。さらに血流が悪くなります。
この悪循環がやがて「慢性痛」となっていきます。
猫背(不良姿勢)→筋長の固定→硬さによる不活動の助長→さらなる硬さ。
その悪循環から生じる「血流不足」。からのコリ、慢性痛。
この一連の流れが、私たちが大嫌いな痛み・重さ・ダルさなどの「慢性痛」の正体です。
【どう対処するか】
やはり、硬いものは伸ばしましょうです。
ストレッチがもたらす「伸張刺激」により、
・局所循環の改善
・筋緊張亢進の抑制、などが期待できます。
ブログで何度も書いているおなじみのツールです。
詳しくはコチラの記事をどうぞ↓↓
【マッサージガンの効果的な使い方】
【マッサージガンの使用例】
腱反射により、筋緊張亢進の原因となる神経線維の活動を抑制できます。
すなわち、筋が緩みます。
まずは、当院でおなじみのツール「グアシャ」。
ステンレス素材のツール刺激により、変性したコラーゲン線維の吸収と再構築を促します。
続いて「アキュートストレッチ」。
各筋肉、さらにその筋肉を細かく部位に分けた、「的を絞った」ストレッチです。
セルフストレッチでは伸びにくい所も徹底的に伸ばしていきます。
一味違う爽快感、是非一度ご体感下さい。
猫背はなぜ悪いか。体にとってこれだけの現象が起きるからなのです。
とか偉そうなことを書きながら、パソコンに向かう私の姿勢もしっかり猫背です笑
お互い気をつけましょう(^^)
最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m
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