皆さんこんにちは。滋賀県守山市「整骨院大宝(大宝リハビリセンター)」の奥村と申します。
今や現代病とも言える首コリ・肩コリの「コリ」。
そもそも「コリ」とは何なのでしょうか。そこを掘り下げてみたいと思います。
触るとコリコリとした感触。だるく感じたり、重く感じたりする「コリ」。
硬結とも言われます。
実はその正体は……縮んだままの状態になっている筋線維です!
(筋膜の線維化など他にも諸説ありますが、ここではこれを「コリ」とさせていただきますm(__)m)
なぜこんな事が起きるのでしょうか?
それには筋肉が収縮するメカニズムに原因があります。
筋肉とは、当たり前の話ですが私達の体を動かす源です。伸びたり縮んだりします。
力コブをご想像下さい。
モリっとした時に筋肉は縮み、戻す時にはスッと伸びます。
この時、筋線維同士は縮む時にくっついてギュっと寄り、戻る時にはそれがほどけて離れるという動きをしています。
顕微鏡レベルの話ですが、簡単にざっくり大まかに言うとこんな事が起こっています。
少し専門的に言うと、「アクチンフィラメントとミオシンフィラメントとの間にクロスブリッジが形成され、それが折れることで繊維の滑走が起きる」と舌を噛みそうな表現になります笑
![]()
出典:https://tiisys.com/blog/2019/11/28/post-38284/
筋肉は縮む時にも戻る時にも「ATP」と呼ばれるエネルギーを必要とします。
患部となる筋肉を使い過ぎたり、あるいは使わなさ過ぎたりすることで起きる血流不足。
すると、血流によるエネルギーの補充がなくなり、筋線維はくっついたはいいけれど元にもどれなくなります。筋線維が縮んだままになっている状態。これが「コリ」の正体です。
結論から言います、全て正解です!
前述の通り、血流不足から起こる「コリ」。患部の血流を改善させることが肝心です。
大事なのは続けること。一番取り組みやすいものを選択されることが良いと思います(^^)
血液は筋収縮に必要なエネルギーだけでなく、その他の必要な物質を細胞に届けたり、あるいは老廃物を回収したりしてくれます。
ちなみに「免疫」に関わる白血球もこの血流に乗って全身を巡っています。
血流が全て!は言い過ぎかもしれませんが、かなり重要なのは間違いありません。
生活の中での、
「適度な運動」
「入浴習慣(シャワーでなく浴槽に浸かる)」
「マッサージなどのケアの時間」
などは、いずれも血流を回復する機会となり、体を整える一助になってくれます。
患部の血流を回復することで、「コリ」の症状が回復する事もありますが、やはり繰り返してしまうこともあるでしょう。そんな時の根本解決に必要となるのが「姿勢改善」です。
典型的な猫背です。いかにも首肩に負担がかかっています。
不良な姿勢は体が重力と喧嘩している状態です。
首や肩などに絶えず頭の重みがかかり、筋肉が頑張っている状態が続きます。
つまりは筋肉の過剰な使用。前述のコリをつくるメカニズムを起こしてしまいます(――;)
姿勢を保つことでいかに重力と仲良くし、体への負担を減らすか。
「姿勢が良い」ことが良い理由はココにあるのです。
①お手軽にストレッチ
てっとり早く、簡単にできる「ストレッチ」をご紹介させていただきます。
肩コリの原因となるメジャーな筋肉「僧帽筋」のストレッチです。
写真の様な方法で、
①アゴを上げた状態で頭を横に倒す(上部線維)
②アゴを引いた状態で頭を横に倒す(中部線維)
いずれもしっかりと肩を押さえることが重要です!
①②とで伸びる所が少し変わるので、組み合わせると気持ち良いですよ(^^)
私もコリを感じた時には、手っ取り早く対処しています。
②ご自宅でよりしっかりとケアされるなら
ご自宅で、よりしっかりとしたケアをされるなら「フォームローラー」です!
様々なツールはありますが、お手軽さや体の各部位への汎用性を考えるならコレをおすすめします!
肩の筋肉へは直接アプローチしにくいですが、猫背解消のエクササイズなどができます(^^)
最近では元AKBの指原さんがYouTubeの「さしはらちゃんねる」にてご紹介されていました。
https://youtu.be/mmqKC479Jr0
オンラインショップでも取り扱っていますので、ご興味あればぜひ!(解説動画付もあります)
③手っ取り早くプロに任す
当整骨院では、
血流を含めた患部の改善→「グアシャ」「アキュートストレッチ」
根本解決の為の姿勢改善→「アジャスト(矯正)」
を組み合わせて施術を行っています。
詳しくはコチラをクリック
特に「グアシャ」!ぜひご体験下さい(^^)
鍼灸師ではない私にとって、とっておきの飛び道具だと自負しております。
(「グアシャ」について詳しく知りたい方はクリック)
最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m